沖縄サヴァイヴ

singer songwriter 安仁屋雅実 :ガリンペイロでの音楽活動・FMたまんDJ・紀州犬・子育て・ラグビー・波乗りの話 etc   

パンク界のゴッドファーザー

『ガリンペイロのすべての若き野郎ども』
FMたまん(76.3MHz)毎週水曜21時から55分間の生放送!

まだ、80年代で行きたいと思います。

今夜は!
「イギー・ポップ」通算13枚目のアルバム
「ブラー・ブラー・ブラー」(1986年)から曲をお届けします。
パンク界のゴッドファーザー



80年代なのでボウイやろうかなとも考えましたが、俺らしくないなと(笑)
でも、本作もイギー・ポップらしくない作品ですが!

パンクロック! 
世間一般に周知されたのは「セックス・ピストルズ」の登場による「ロンドン・パンク」でしょう。
ですがそれは、「ニューヨーク・パンク」の雄! 「ニューヨーク・ドールズ」をそっくり模倣したものでした。

しかし、それよりも前に激しい音を鳴らしていたバンドがアメリカにはありましたね。
MC5とストゥージズです。
精神的にはともにパンクですが、現在でいうところのパンクサウンドに直結しているのはストゥージズです。
というわけで、パンク界のゴッドファーザーと呼ばれるのが、ストゥージズでボーカルを務めたイギー・ポップです。

破滅型ミュージシャンの典型。
ストゥージズの音楽が好きだったデヴィッド・ボウイが手を差し伸べなければ、
そのままヘロイン中毒で一度も復活することなく音楽界から消えていたでしょう。

薬物中毒というのは怖いもので、何度も手を出しては、入院治療をイギーは繰り返します。

その度、ボウイが助けています。
スーパースターとなったボウイは、経済的にはイギーの曲をカバーすることで彼に印税が入るようにし、
音楽的には楽曲をともに作り、アルバム・プロデュースにも手を貸します。

さて、本作です。イギーは再びボウイと共に過半数の曲を共作。
バンドもボウイのツアーメンバーが参加し、プロデュースもボウイです。

また3曲をイギー・ポップとスティーヴ・ジョーンズ(元セックス・ピストルズ)が共作、ギターでも参加しています。

突っ込みたいところもあるのですが(笑)

世知辛い音楽業界において、友情で作りあげたロック!
それだけでもう、充分なのであります。

今週も宜しくお願いいたします。

 
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さみぃ
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沖縄のバンド『ガリンペイロ』のアコギ使いにしてボディーボーダー。 自然をこよなく愛する野生児。   
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