今朝は、雨で風もあり寒かったですが、くるちにとっては恵みの雨。

くるちの杜・名誉会長：宮沢和史さんは不在でしたが、
くるちの杜・筆頭賛同人：平田大一さんを中心に、
読谷村役場の方々、
我々、くるち７、三線職人の照屋さん等、お馴染みのメンバーで作業スタート。

大坂から、初めて参加するという方もいらしてたのですが、MIYAさん　いなくて残念でしたね。






＊すいません　Facebookでは正常ですが、ブログの写真が修正できないので
そのままアップします。

作業の様子は、くるちの杜100年プロジェクトin読谷　公式各SNSでご覧になれます。
どなたでも参加できます。
様子をチェックして、ぜひ遊びに来てくださいね。

帰路、買い物しながらブラブラしていたので、偶然、きゃんひとみさんの番組をカーラジオで聴きました。
ゲストは宮沢氷魚さんでした。

父から三線を貰った話や、アメリカの大学に通っていた話など
以前　MIYAさんから子育ての話を聞いたこともあったので　遠縁のオジさんのような気持ちでした（笑）

「それでは　氷魚くんの　お勧めの曲を紹介してくれる？」

「ハイ、最近　デイヴィッド・バーンのアメリカン・ユートピアを観たんですけど、
ものすごく圧倒されて、感動したんです。その中から一曲、お願いします。」

そう言って氷魚さんがThis Must Be The Placeを紹介した瞬間に　きーぶるだちゃ～

（久しぶりに鳥肌立ったなぁ）

音楽好きならピンとくるでしょう。

前々回の忘年会だったかな、MIYAさんの隣に誰も座らないので俺が坐った。

MIYAさんに、ブラジル音楽はどういう経緯で聴くようになったのかを尋ねられました。

「バンドマンですから、世界中のバンドの音を出来るだけ聴くようにしてますけど
その窓口の一つががデイヴィッド・バーンだったんです。

そのデイヴィッド・バーン本人が、なかなか気持ちのイイ感じでロック・シーンに戻ってこない。
どうやら、ブラジルのカエターノ・ヴェローゾという人の様にバーンはなりたいらしい、
ブラジル音楽の沼にハマっているらしい。

そんなに面白いのか？ブラジルの音楽は？
それで、聴きはじめたら自分もブラジル音楽にハマりました！」

「あるあるだね～」

「ハハハ　　でも　MIYAさん！　バーンと比べられること多かったんじゃないですか？」

「うん、ずいぶん彼とは比べられたね。こっちはマネしているつもりはないし・・・。
好きな音楽を追及しているだけなんだけどね。」

実は俺もバーンとMIYAさんは似ていると思っている一人です。

しかしそれは、音楽を愛する姿勢や探究心という、深いところで似ているんです。

表面的には、バーンは自らのレーベル　ルアカバップで、世界中のまだ、埋もれているミュージシャンの作品を
リリース発信！　ネットがない時代に、これはとても重要なことでした。

そしてMIYAさんも、沖縄民謡の音源を残す「唄方プロジェクト」をライフワークに取り組んでいます。

その一連の作業を、しっかりと自分の音楽にも反映させている！　そこが似ているんです。

「MIYAさん　バーンのアメリカン・ユートピア観ました？　あれはブラジルのカーニヴァルをバーン風に
現代のステージにアップデイトしたものに感じませんか？　一度　ブラジルを経由してないと
あの感じにはならないですよね」

うんうんと　MIYAさん。

この会話を思い出して、氷魚さんのラジオでの話に鳥肌が立ったんです。

「自分は音楽の方は、まるで駄目です」　なんて　言ってたけど。

This Must Be The Placeはトーキングヘッズのファンじゃなければ選べない一曲。

俺にとっても人生の中で大事にしている一曲だ！

バーンとMIYAさんとの関係性も知らなくての、一連のエピソードだとしたら
氷魚さん　あなたは音楽的センスも十二分に受け取っていますよ。

そのセンス！　繋げていってくださいね
末永くお幸せに！